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東京オートサロン
AWDレポート 2012年

限りなき創造と機能美を堪能した1日

過去最高の来場者数となった今年は1月13~15日の3日間合計で25万709(昨年は24万3077人)になり、カスタムカーの根強い人気度を伺わせた。各社ブース前イベントで行なわれたアクティビティーやトークショウを来場者は熱心に聞き入っていた。

GTR35

PIC_0426F.jpg新生サーイバーGTR35で挑むWTAC世界チャンピオン ターザン山田選手

2012年東京オートサロンで展示された新車両TEAM CYBER GTR35。ターザン山田選手が新たに挑む世界タイムアタックチャンプとしてのこれからの進化を見届けたい。

特にGT-R定番のAWDからFR駆動車両としてタイムアタックに挑むコンセプトは?これまでワールドタイムアタックで2度チャンピオンを獲得している滝沢氏率いるTEAM CYBERはこれまでのVORTEX社ではなく、新たなエアロパーツメーカーであるC-WEST社とパートナーを結びCYBER GTRを開発して行く。滝沢氏のチューニングがFRベースGTR35として, GTR35版との重量差やハンドリング特性面での優位差を何処までプラスに持ち込めるかが一番興味の湧くところだ。



また今回のGREDDY 35RX車両開発に於いても山田選手がドライバーとしてFSWでトラストと強力タッグを組んだ事は大変興味深い。当然の事ながらコンセトの全く違う2種 GTR35車両がどのような仕上がりの違いを魅せ、真の王者とて君臨するか大いに楽しませてくれるだろう。



現時点ではメーカーとして北米にも小会社を持つトラスト社は海外でのGTR35チューニング開発の情報も多方面から入手が可能な分有利に思われる。また既にベースの35RXでFSW最高速326KMを記録したエンジンチューンとBensopra社エアロをまとう事で空力的な完成度もアップしている。35RXは見事コンセプトカー最高賞を受賞しただけの事はあり、今後GTR35の魅力をますます広げていきそうだ。

今後はチューニングストリートカー部門で優秀賞を受賞したガレージ八幡、TopSecret、Kansai Service、JunAuto社等全国トップクラスのチューニングショップが開発を競いチューニングマーケットに刺激を与え、走行会/レーシング活動へ直結するようなプロモーションを各メーカーと企画して大いに盛り上げてもらいたいものだ。

STI / EVO X

EVO X/STIの展示車両はGTR35に比べ圧倒的に少なく今年も展示台数的に寂しく感じた。話題の高かったSubaru Super GT300 BRZそしてProva社が展示したBRZ Balck Editionは優秀賞を受賞するがFR駆動の為、STIのニュル優勝が無ければ正にAWD車両はGTR35以外の展示インパクトにかけた内容になっていた。

今まで以上にSubaruはオートスポーツマーケットに対して明確かつ積極的な展開を続ける事で、良きライバルである(あった)三菱がオートスポーツ活動へ復帰するきっかけになるような刺激になればそれも嬉し限りだ。


SANY0668.JPGPROVA チューニング部門 優秀賞受賞車両 ワンポイント デザインタッチが魅せるSANY0679F.jpgシンプル且つ大胆なリヤデフューザー


バリス エアロスタイル

最近の傾向としてハードチューニング思考よりは空力/スタイル面でのカーボン ボディーパーツ需要が高まっている中で、Varis社がプロデュースしたEVO Xエアロ展示車は完成度の高い製品として再認識をした。この完成されたデザインスタイルエアロは程よいボリューム感と機能面がボディーラインの一体処理で流が加わり、EVOファンなら興奮せずにはいられない程魅力的な仕上がりを魅せていた。



タイヤ

進化を続けるタイヤ性能

今季国内タイヤメーカーはハンコック、フェデラル、クムホ社等アジアンメーカーの品質アップに対抗すべく新たなコンパンドやトレッド形状製品を発表してきた。

総合バランス力を誇るZ1Spec2のダンロップそして安定したグリップ力を維持できるブリジストンのRE-01R, ウエット面と低価に挑むV720のクムホ社等各社それぞれ新製品開発で品質向上をアピールし、サーキットユーザー捕獲に向けてのバトルが既に始まっていた。



鍛造キャリパー

最後はショーで見かけたプロジェクトミュー新製品の紹介

鍛造から成る新キャリパーは6ピストンと4ピストンの2種が展示されていたのだが、鍛造品では後発のプロジェクトミュー社が発売するに当たり競合他社との比較テストが待ち遠しい。と言うのもそれほど仕上がりの美しさを感じさせるだけで無く、上面結合ブリッジのデザイン処理が剛性面でもかなり期待できそうなのだ。
残念ながらスペック明細は入手できなかったが、コストパファーマンスは期待を裏切らないはずだ。

PIC_0371.JPGストレートラインが特徴で斬新なデザインPIC_0374.JPG美しい鏡面仕上げで高品質な仕上がり

Tarzan YamadaFR駆動チューニング サイバー GTR
PIC_0360.JPGPIC_0380.JPG
PIC_0391.JPGPIC_0416.JPG
PIC_0410.JPGコンセプトカー部門最優賞受賞GREDDY 35RX



































































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新製品: 軽量削り出しナックル

Brypar社

Brypar GTr32-34 Upright ナックルEvo 7-10/ GTR32-34 GTR35用
モータースポーツ用ナックル製品開発を行うベンチャー会社として業績を伸ばし近年はブレーキディスクの開発/製造販売も開始し多くの車種へ対応できる体制が整ってきました。

特にアルミ7071削り出しナックルは現行のラインナップ以外にカスタムオーダーも受け付けており純正に比べ30%-40%の重量削減と大幅な剛性アップに成功しています。

新製品: 強化デュアルクラッチ プレート

Dodoson Motorsport社

Dodson Motorsport 強化クラッチEvo X GTR35

先端テクノロジーを駆使してExcedy社と共同開発さたEVO X /GTR35用デュアルクラッチ製品は全世界150のディーラ網で販売され好評を得ています。

新製品: 軽量パイプサブフレーム

GTR FRONT SUBFRAME.jpgGTR32-34用
純正フロント/リヤサブフレーム、足回りのパイピング化による軽量化は約25kgも可能。剛性面でもハイパワー仕様でドラッグレース/タイムアタック用からの選択ができます。オプションとしてパウダーコート塗装は基本5色から選択が可能。

国内総輸入元

Autotel
Brypar
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RPS
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